トレ・ビアンdays

40代・アラフィフ女の貧乏脱出計画

先生のお気に入り。

コロナコロナで予定がコロコロ変わってしまいますね。

 

そんななか、SNSで知り合った女性とお会いしてきました。

私と同世代の、アマチュアのジャズシンガー。

彼女はわりとSNSの投稿に気合を入れる人で、わざわざそれ用の撮影要員が必要みたいなのね。

(いや私も必要なんですがね!自撮り下手なんで)

古いデジタル一眼レフを持って撮影しにいったわけです。

彼女の最寄り駅まで。

 

したらね。

待ち合わせ場所に来ないの!

しかも音信不通なの。

いや、つい先日彼女のライブに行ったことはあるんですが、ふたりで会うのは初めてなんですよ。

良く知らない人間が来ない、連絡もつかないって・・・なんというか不気味な状況でしたね。

なにかの罠にかかったんじゃないかと思ったくらいです(笑)

考えても考えてもなんの詐欺だか分からないんですけど。

 

とにかくきょうび、駅で一時間もひとを待つなんてことないですからね。

遥か昔の学生時代とかを思い出してしまいました。

あの頃は駅には掲示板があって「先に行く」とか「ドコソコに居る」とか書きこめたんですが・・・もはや携帯ありきの時代にはそんなものすらないのです!

携帯が通じないとなると、その頃より不便なわけですよ。

二時間もかけてはるばるやってきて、ああどうしたらいいの、何処に行けばいいの?

(余りに家同士が遠くて、待ち合わせの30分前には着いてしまった)

 

けっきょく待ち合わせ時間前後で合計1時間くらい律儀に立ち尽くした挙句、近辺を散歩してみることにしました。

私が待ち合わせ場所を勘違いしたのかしら?他にも駅の出口があるのかしら?とか無駄なことを考えて・・・。

 

すると・・・駅を出てすぐ、教会の立て看板が見えました。

その教会は、先日亡くなった私の恩師が牧師として赴任していたところ・・・。

徒歩10分くらいのところにあると分かったので、てくてくと向かいます。

ちょうど日曜日なので、礼拝があり、誰かは居るはずなので。

途中、古い船宿や、神社や、真っ赤な橋があり、いかにも東京の下町って感じ。

東京でもあまり来たことがないエリアだったのですが、いいところだな、と思いました。

 

教会に着き、おそるおそるベルを鳴らすと、牧師さんが開けてくれました。

その教会に私の先生が赴任していたのは、もう20年も前のことで、その後は海外の邦人向け教会に赴任していたのですが、教会とは最後まで交流はあったようでした。

死の直前まで海外から便りを書いていたくらい。

その手紙の宛名を見せていただいた瞬間、涙が止まらなくなりました。

紛れもなく、ああ、紛れもなく先生の字だったからです。

お芝居みたいに泣き崩れる私に、牧師さんがティッシュと椅子をすすめてくれました。

 

私は・・・先生のお気に入りでした。

天才だと手放しで絶賛されていました。

(思えば先生は見る目が無かった)

どれくらい酷い贔屓の引き倒しだったかというと、ほぼ白紙で答案を出しても100点がもらえるくらい。

問答無用の大のお気に入り。

天才の無言には凡人の凡百の縷言より価値があるとでも言わんばかりに。

 

私の当時の恋人はその贔屓引き倒しに嫉妬し、腹を立て、礼拝の場で自分が登壇したとき(特定の日は宗教委員会の生徒が交代で説教をすることになっていた)、その先生を面罵しました。

その後、先生は学校を辞め、牧師になりました。

登場人物は全員女なので・・・色々はしょった拙い語りで申し訳ないですが、まあ、子供の時間(噂の二人)的な感じを読み取っていただけたらと思います。

何もできずにその顛末を傍観していた私は・・・まるで、まるで、高木ブー・・・じゃなくて、えーっとなんだ、卑怯な風見鶏とでもいいましょうか。

その罰として、先生に絶賛されていた才能を世に発揮できず、不遇な一生を送ることになりました(過去形かよ)

 

そして私は30年ぶりに先生の字を目にするのです。

たった10文字ほどの宛名書き。

涙でそれは増殖し、答案にびっしり端正に書き込まれた私(の才能)への先生のラブレターが全て蘇ってくる。

放課後呼び出されたこと。

先生の授業中、他の本を読んでいてすら褒められたこと。

「とんでもなく才能があるわ、あなたには」

 

・・・どうして私はもっと早く先生に連絡をとらなかったのでしょう?

どうして先生の住居を兼ねるこの小さな教会にも、海外の教会にも会いにいかなかったのでしょう?

(私は先生が赴任する国のすぐ隣に留学していた)

その後悔をもうひとりの「先生のお気に入り」さん(要は同窓生)に送ったら、こんな返事が返ってきました。 

 

からだ なくなれば 自由自在。

狐さんが 呼んでのぞめば 
空から 一瞬で 読まれるはず。 
でも 感想を伝えたくて
うずうず なさっている のかも 

若い苦難のとき守られた、
あの時代の たねが 
根付いて 芽吹いて 
育って… 
かたちを 生み出して 
世に。
なによりの、よろこびでしょう

継がれた、希望・・・

残る念いも もろともに
狐さんの さらなる情熱に
変わるのだろうと
想っています 

 

 

 

 

 

 

・・・全てがそんなきれいごとではないと思いますが、美しい言葉に多少慰められました。

今時珍しい「待ち人来たらず」現象のせいで、死後一か月も経たないうちにこの教会に来ることになったのも、先生が私を呼んだのかもしれません。

 

 教会から戻り、帰宅するべく電車に乗ってしばらくすると、その待ち合わせの女性から連絡がありました。

二度寝しちゃってた。戻ってきてくれ~!このままじゃ私、最悪じゃん!」と。

うん最悪だよ、あなた、と思わないでもなかったですが、すごすご戻りましたよ。

とりあえず詐欺や罠じゃないのか、真相を確かめたくて(笑)

結果的にその人は、二度寝しちゃっただけの、普通に良い人でした。

彼女の部屋で美味しいジンジャーティーを入れてもらって、温まり、私のうちにあるのとほぼ同じ漫画コレクションを見せてもらい(要は気が合う!)、いろんな話をし、撮影もしたあと、焼肉も驕ってもらっちゃった。

あと、可愛いフェイクファーのコートと可愛い中国茶セットも頂いた。

最高にトレ・ビア~ン!な日曜日になりました。

 

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インスタ疲れ・・・ない。

インスタですが、相変わらずやっています。

フォロワーさんに関しては、もはや増加ペースが固定しています。

なんであれ、毎日20~50人は増えるのです。

 

そうなると、実はもはや有名?インスタグラマーという方々を余りなんとも思わなくなってしまいました・・・。

だって、このペース配分が続けば、私も1年経てばフォロワー1.5万人だし、2年経てば3万人です。

要はインスタグラマーって「私より早く始めた人」に過ぎなくなったと言いますか・・・。

よほどの炎上とか投稿拒否とかしないかぎり、このペースが落ちるとは思えません。

というかフォロワーさんが増えるにつれ増加ペースも上がるみたいです。

 

よくインスタ疲れなどという言葉も聞かれますが、私は特に疲れません。

コミュ障ゆえに人をイラつかせたり、こちらがイラついたりすることはありますが、そういうのも年の甲で慣れていますしね。

トラブルは100%DMから起きるので、DM拒否というのはあながち間違った選択ではない気もします。

私は拒否まではしてませんが。

ただお会いしたことのない人の心証を忖度するほどの余裕は、私にはないです。

私は私の子猫ちゃんのご機嫌さえ良ければそれでいい人間なの。

にゃん♪

 

インスタ上で特になんの営利行為もしていないので、どんなフォロワーさんを獲得したいかというビジョンもないです。

外国人男性が多いのは確かなんですが、私はぜんぜんイヤじゃないですね。

むしろ大好きです。

彼らの写真て、面白いじゃないですか。

世界の街角、みたいなテレビ番組でも放映されないような、本物の街角、本物の居住スペースの写真がそこにあります。

感動しますね、インドの空き地の夕日からスエーデンの樹氷までなんでもみられるなんて。

なんて素晴らしい世界に私は生きているんだろう!って思い、毎日心から「いいね!」を送っています。

 

私がフォローしたある男性なんてサハ共和国に住んでいるんですよ。

ソビエトのどっかですよ、サハ、多分。

すごい寒いところ、多分。

サハ共和国に住んでいる人が私の顔写真を見てせっせと称賛の絵文字送ってくれるなんて・・・想像もつかない事態じゃないですか。

そして向こうの写真にも期待してしまいます。

なかなか投稿しないので、「ずっと待ってるんですが!」とコメントしてみると、・・・なんと釣った魚の写真のどアップをUPしてくれました。

えーーーーそうじゃないでしょ、折角サハに居るんだから、サハらしい写真をあげてよ~、と思わないでもなかったですが、それはそれでウケました。

「もっともっと!」とエールを送ると・・・今度は揚げたてコロッケの写真でした(笑)

うん・・・うちの近所の商店街の肉屋にも売ってるやつね。

まあ、狙い通りではなかったですが、とにかくサハにも日本と同じコロッケがあるらしい、ということは把握できたわけです。

いやはや、面白い、面白いじゃないですか、インスタ!

最高です。

疲れるって何?

 

外国人は別に男性じゃなくてもいいんですが、女性は国をとわず、圧倒的に自分のことばかりなんですよね。。。

そう、女はナルシスト♡

私自身も自分の顔写真しかあげないので文句を言う筋合いもないのですが、特に興味ない人の顔やら爪やらファッションを見るよりは、男性の投稿のほうが外向きで楽しいです。

私は中性なので、女性の投稿は全く参考にならないというのもありますし。

 

あと、男性のほうが行動範囲が広い。

私が好きなのはインドとかアフリカとか南米とか、先進国以外の景色なのですが、女性はあまり出歩かないし、写真も非公開のことが多い。

男性はお茶を飲むにせよ、外で炭火で沸かしていたりして、面白いです。

羊飼いがアンデスの高原でマテ茶を飲みながらインスタしてるのよ(笑)

そして彼に話しかけることもできるの。

ドラクエの世界が現実になったみたい、なんて楽しい所なんだろう、とワクワクしてしまいます。

 

多分・・・ですがこの「外国人男性の写真が大好き」&「心からいいねを送る」という特質が私のフォロワー増加の鍵なのでは?と思われます。

ゴールドフィンガーに称賛の念を込めて、本気でポチッと「いいねぇ~!」

これで自動的にどんどんフォロワーは増えるのです。

嘘だと思ったら真似してみて(笑)

皆様もトレビア~ンなSNSライフを!

なんてね。

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またラブホな私。

また恒例かつ高齢のラブホ宿泊の時期がやってきましたよ。

 

なんか特別なイベントがないので、バカの一つ覚えみたいにそればかり書いていますね・・・。

コロナがなくても極力外出をしないし、買い物も行かないので(生協のお世話になってます)、それ以外ネタがなくてですねえ・・・。

 

いや、言うまでも無く、イベントの本質は巡業のほうなんですよ!

仕事は昼間、二日連続でちゃんとしているのです。

でも、まあ、私にとっては楽しい遠出の夜には違いないのです。

 

まず今回痛恨だったのは、ホテルのメンバーズカードを忘れたことですね(笑)

・・・というか、そんな恥ずかしいもの、普通、常に財布に入れますかね?

パートナーにばれたら大変ではないですか!・・・ってけっきょく私はパートナーと行くんですけどね。

 

私のパートナーの凄いところは、ラブホに入る前に「メンバーズカードを忘れたんですけどどうしたらいいですかっ!」って電話したことですかね・・・。

ホテルの駐車場から(笑)

ホテル側も「知らんがな」としか言いようがなかったと思います。

そして丁重なる「知らんがな」という返事を得ると、今度は他のラブホに次々に電話するわけです。

「すぐに入れる一番安い部屋いくらですかっ!」って。

 

・・・恥ずかしい。

ちょうぜつ恥ずかしい。

私は運転席で真っ赤になってます。。。

 

これって、性行為を伴わない宿泊だから、こちらとしては堂々と電話しているわけですが、先方からは「普通の男女カップルが必死で電話している」としか認識されないですからね。。。

どんだけ生きのいい獲物を捕まえたの?、そしてどんだけ早く安上がりに仕留めたいの?という感じじゃないでしょうか・・・。

 

色々電話した挙句、結局常宿にしているところが一番安いと分かり、渋々メンバーズ割引なしで泊まります。

カードがないと・・・夕食も朝食もタダじゃないんですよ!

高級なレンタル品も無し。

なんか寂しい。

いつもの「お得ね~」の感動がありません。

 

というわけで、夕食はお外に食べに行きました。

いちいちフロントに電話して部屋から出してもらうんです。

監獄か!っていう・・・。

でも結果的にこれが吉とでましたね。

そしてルームサービスなんかより外食のほうが断然美味しいという事実に気づき、アッサリとメンバーズカードなんぞ持ってこなくてよかった、という話になりました(笑)

 

一軒目の海鮮料理屋は割高感にびびってロクに食べられなかったのですが(2500円のところでオーダーストップ。財布的に。腹3分目です)、二軒目のサイゼリアがやはり素晴らしかったです。

食べても飲んでもひとり1000円行かない!

(我々の鉄板メニューはやはりエスカルゴとドリアです。粉チーズかけまくる)

パートナーは大感激して、お会計の時、レジの人にサイゼリアは素晴らしいと絶賛し、何度もお礼を言っていました。

こ、これも恥ずかしい・・・。

なにもファミレスに涙ながらにお礼を言わなくても(笑)

 

そして私は余りにたっぷり飲み食いしすぎて、そのままダブルベッドでうたた寝してしまいました。

夜にホテルで仕事する気でパソコンから資料から大量に持ち込んでいたのですが・・・全くの無駄(笑)

 

真夜中ふと起きると勝手に怪しい映像が・・・。

その名も「この家の人間、全員レ〇プ」というやつ。

これ・・・ほんとどーかと思いましたよ。

私、「ソドムの市」とか「アレックス」とか「ニンフォマニアック」とか結構鬼畜な映画も見ますが、こんなにひどい作品は流石に初めて(笑)

余りの胸糞悪さに絶句しながら、早送りで全部見てしまったのですが、最後、おばあちゃんから高校生まで被害者家族がみんなでヒシ!と抱き合って泣いていました。

「いくらフィクションとはいえ、あり得ない!ひどすぎる!最低!」とふたりで大憤慨しましたが・・・そんなもん見なきゃいいのにね。

てか、誰がつけたのよ!(笑)

 

その後、口直しに楽しく?見ようとしたのが、また古臭い洋モノパロディでこれもまた微妙過ぎました。。。

 

【スーパーマン棒のいとこスーパーヨガール。彼女は生まれ故郷「クリプトン星」が破壊され、この地球にどうにか逃れてきた。とりあえず地球の生活に慣れるため、女子学生クラブでの生活が始まる。スーパーマン棒とそのガールフレンドたちの助けを借り、「人間」として生きていくために奮闘するのだが...。みんなが知るスーパーヒーローのいとこである、スーパーヒロインを主人公にしたスピンオフ映画がパロディになって登場!】

 

最終的に口直しになったのは「天井」でしたね。

例によって天井の鏡に映るのですよ、自分たちの姿が。

ひたっと慎ましく寄り添うと、なんか・・・ちょっと素敵な耽美映画みたいでしたよ、自分で言うのもなんですが!

(恥ずかしい人のパートナーなので私もやっぱり恥ずかしい奴です)

 

もーね、フォトジェニックすぎて写真撮りたくてたまらないわけですが、そんなもの携帯に入れておいて流出したら大変なので、我慢して網膜にだけ焼き付けました。

その時はその「絵」が何ににているのか気づかなかったのですが、今思い出しました・・・「月の瞳」という映画のジャケットに似ていたのです。

え~、自分で言うのもなんですが!(再)

 

朝食は前日フロント脇のビュッフェでもらって、冷蔵庫に入れておいたケーキを頂いて、チェックアウト。

ここにくると朝からカレーばっかりでしたが、メンバーズの無料特典に拘らないのもアッサリしていいな、と思いました。

20代ならともかく、中年は要らないでしょ、朝からカレー(笑)

冷静になれてよかったです。

ええ、結局ラブホはメンバーズカードなくても楽しかったな、と思ったので、ささっと書いておいたわけです。

 

ちなみにですが、多分これが最後のラブホのお泊りになると思います。

こんなことも、いつか懐かしく思い出す時が来るのでしょう。

あの映画ほんと最低だったよね、 あの頃の私たち、まだ美しかったよね、と。

 

ああ、私の月の瞳。

ずっと忘れない、忘れないからね。

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ラブホ女子会

ちょっと奥さん!

先週の文春ご覧になりまして?

なんでも鈴木杏樹様が自ら運転してラブホにいらしてたそうじゃないですか!

杏樹様、御年50歳ですわよ!

 

・・・ということで、いくら金がないとはいえ、年齢的にラブホに泊まることを大変恥じていた私ですが、杏樹様には勇気づけられました。

あんな大女優ですら、ラブホに行くんだから、いわんや庶民の私をや!ですよ。

もうアラフィフ世代もアマンだの、星野だの泊まってる場合じゃないですね。

ラブホです、ラブホ。

ラブホで十分だっちゅーねん、by杏樹。

(言ってない、言ってない・・・)

 

daytresbien.hatenablog.com

 

力強いエールをいただいたつもりに(勝手に)なりまして、ワタクシまた泊まってきましたよ、ラブホ。

(文春砲を全力で変な風に受け止めました!)

しかもラブホとは言え、その最高峰との呼び声高い・・・バリアンに!

 

ついに私もここまできたか・・・って全然来てないんですけどね。

気持ちだけ先走って、金銭的にかなり無理して泊まってきました(笑)

 

その名もバリアン女子会、なるものです。

そのなかでも、友人が誕生日だったので、「お誕生日プラン」です。

お一人様9800円・・・相当のお値段です。

余裕で五つ星ホテルに泊まれる値段。

何が悲しくてラブホに投入しなくてはならないの・・・杏樹、あなたって子は。

 

別にバリアンに宣伝費も広告費も何も貰ってないのですが、内容をご紹介しますね。

まずこのプラン、特典がいっぱいついてきました。(以下公式サイト引用)

 

【最高の思い出作りを演出する
総額5,000円分無料、7大特典つき】

特典1
豪華なお祝いに欠かせない特大ハニトー。
ご指定の時間にサプライズでお届けします。

特典2
「今日は私が主役!」のコスプレ。
①ティアラ②マント③たすきの3点セット。

特典3
全力で主役を盛り上げるHappy Birthday帽子!

特典4
お祝いの雰囲気がグンっ!とあがる
ハッピーバースデーのタペストリ

特典5
ホテルならでは!キュートな写真が撮れる50輪のフラワーバス。

特典6
誕生日を盛り上げるマストアイテム!クラッカー(1人1個)

特典7
30種類以上のメニューから選べるドリンク(1人1杯)

 

・・・といっても、これって普通の女子会プランにもほぼ全部ついてくるんですよね。

普通の女子会プランとの差額はふたりで2000円なので、要はたすきとティアラとマントと帽子とタペストリーとクラッカーに2000円も払っているという。。。

・・・高くない!?と思わないでもないですが、まあ、お誕生日なら一度くらいはいいんじゃないでしょうか。

 

私は次回があるとしたら、普通の女子会プランにすると思います。

40代だと、このポップな若い子向けの飾りつけやパーティーグッズって、全然似合わないですもの。

バースデーガールに着てもらっても、お互い苦笑にしかならない。

祝ってるんだか、罰ゲームなんだかわからない状態になります。

 

だいたい友人もボイなんで、ティアラだの赤マントだの女子っぽいグッズは全部私の担当になり、もはや赤いちゃんちゃんこ着せられた、昔の還暦祝いみたいでした・・・。

切ない・・・やはりオバちゃんがラブホに来るべきではないのでは?、もう帰りたいと思わないではなかったですが、杏樹様のことを思い出して、踏みとどまりました。

杏樹様さえ船の形のけったいなラブホに突入してるんですから、いわんや私をや、です!

 

タペストリーも最高に映えるし、目立つんですが、なんぜ舞台がラブホですからね。

(ラブホのベッドの天板の上にばん!って垂れ幕かけてくれるの)

「バリあんっ!」って名前も入っているので、SNSなんかにあげると、「ラブホ行ったんだろー」ってすぐにバレるという。

いや、これを恥じていけないんでしょうけど、正直まだそういう境地にはなれないです。。。

杏樹様だって、できればラブホ行ったことなんか世間にバレたく無かったと思いますもの。

(じゃあ、ここで拡散してやるなよ、という話ですが)

 

入室して部屋を散らかす前に写真撮影していると、ハニトーなるものがやってきました。

トースト一斤を蜂蜜やらクリームやらでデコレートしたものですが・・・これね!女性二人で食べるのはまず無理ですから!

予約時の選択肢にハーフサイズがあるので、そっちを選びましょう。

 

このときにスタッフがさんが容赦なく部屋に入ってきて、お手持ちの携帯で写真を撮ってくれます。

これもすっごく恥ずかしい・・・わけもなく照れます。

ベッドの上で普通第三者に写真撮られないですからねー。

「私たちなんでもない関係ですから!清い仲ですから!」って顔をしてしまう・・・女子会なのに(笑)

「こいつとだけは絶対おばさんずらぶだと思われたくない」ってね。 

 

あと、ハニトーに刺さってる花火が怖いです。

結構火花を散らした挙句、線香花火のようにぼとって落ちるの。

これは火災防止条例法上ありなの?!

こんなの部屋でやっていいの?!

火花に怯えて顔は引きつり、関係を探られないよう異様に距離をあけてあらぬ方向を見つめる謎のツーショット写真ができあがりました・・・。

一体私に何をやらせるの・・・杏樹、あなたって子は。

 

ハニトーと一緒にフライドチキン(無料)もやってきます。

あと、スパークリングワインのハーフボトル。

あああ。

来て良かったと手を取り合って喜んだ瞬間でした。

なんせ・・・私たち、男好きならぬ、お・さ・け・好・き。

思えばこのホテル、その気になれば20時間くらいアルコール飲み放題なわけですよ。

す、素晴らしい、これさえあればあとは何も文句ないです。

クラブメッドか!ってくらいの良いサービスだと思います。

 

で、そこから各種お酒を飲みまして、最近どーよ、って四方山話をしまして、疲れると部屋にあるマッサージチェアに乗ったりしました。

毎度おなじみのこけしみたいな電動マッサージ器具じゃないんですよ。

本当にマッサージ椅子が置いてあります!

 

「さてと寝るぞ、その前に風呂だー!」っとなりますと、フラワーバスセットなるものが届くんですよね・・・。

バスタブに浮かべるための蘭の生花50輪♡

そんなものお風呂に入れるとやっぱり可愛くて、当然また入浴中に写真撮影したくなるんですが・・・待って!そういうの、危ないから。

スマホ落して流出したらどうするのよ!ってね。

酔っ払いなりに辛うじて理性が働いてカメラで撮りましたが・・・際どいどころじゃなくて、何もかももろ見えな、とんでもない写真でしたね。。。

速攻消したのは言うまでもありません。

(杏樹・・・貴女も気を付けて!今度こそ終わるわよ!)

 

お花50輪て、多いように見えて結構足りないんですよ、あっちやこっちや隠すのに。

浴槽にびっしり浮いている状態、とはならない。

撮影したいなら、花の上からさらにバブルバス剤を入れて泡立てるべきだと思います。

 

というわけで私はさっぱりして寝たわけですが、友人は折角のハニトーを残すのがイヤだといって、なんと朝4時半までそれをひとりで食べ続けたそうな・・・。

(だから食べ物を残すとバチが当たる!って教わった古い世代は絶対ハーフサイズにしましょうね、ハーフですよ)

 

朝は10時に起床します。

11時がチェックアウトなのでね・・・そこからはもう戦場。

ラブホって延長料金高いので、それを払わされてはなるものかっ!と猛然と用意してチェックアウトします。

そして・・・そこからがこのバリアンの真骨頂、チェックアウト後でも延々と遊べるんですよ。

 

まず向かったのは、屋上庭園のドクターフィッシュの足湯。

お魚が角質を食べてくれるという、アレです。

新宿なのにバリ風ガゼボになっていて、写真とかとると本当にバリ島に居るみたいでした。

(行ったことないけど!)

 

このホテル、コンセプトが素晴らしい。

不覚にも感動します。

なんというの、せこせこと都会で生きている日本人に手軽にリゾート体験させてあげたい!という無茶ぶりからの親切心が、四方八方からひしひしと伝わってきますもの。

ラブホテルはお城の形をしていたり、ベッドが回転したり、基本的に非日常を演出してくれるものなのでしょうけど、ここまで上品かつエキゾティック・アバンチュールな感じにまとめあげたのは凄い、天晴としかいいようがないです。

あちこちに沢山、支店が増えているのも分かる。

 

そうこうしていると12時になり、今度はランチです。

ランチも無料なんですよ!

チェックアウト後なのに。

こんなことある?!

しかも、お・さ・け・つ・き。

誕生日だからって、アルコール飲み放題付きランチを友達に驕ったら、3000円くらいはしてしまいそうじゃないですか。

それがタダって嬉しい・・・経済的すぎる。

もうね、「君の誕生日だ、どんどん飲みたまえ、食いたまえ」って胸を張って言えます(笑)

 

ランチビュッフェは平日の昼にやっていて、これはなんと「ご休憩」の人でも食べていいようです。

好きな人とランチも食べるついでに、平日の昼間からそのまま密会もできる・・・そんな自堕落なことが許されていいんでしょうか?

お得だ~、お値打ちだ~、とオジチャンのようなオバチャンふたり、感心することしきりでした。

 

あと、このビュッフェでは、他のお客さんを観察ことができる(笑)

本当に女子会プランで来ている若い子たち多かったですよ。

ディズニーの袋とか持ってる子も居て、ディズニー帰りの定宿にしているっぽい雰囲気だったり。

 

ガチ勢も居ました。

向こうもすぐわかったと思うんで、「あ。ども。」という感じです(笑)

 

あと、男性同士のカップルも居ましたね。

あれ確かバリアンて男性同士NGじゃなかったでしたっけ・・・? (なんでそんなこと知っているんだ?って聞かないで、杏樹)

規定が変わったのでしょうか、検証が必要ですね。

 

でも一番多いのは普通の男女カップル及びパパ活系だったと思う・・・。

そう、パパ活

平日の昼間ですし。

ただ、パパ活と言っても、意外と(?)楽しそうなんですよね。

女の子も愚痴とか言って、普通にお父さんみたいな、下手したらお祖父さんみたいなおっさんと話しているの。

信頼関係がとれているというか、心を許している感じというか。

 

普段、売春婦と買春オジサン(露骨な言い方ごめんなさい)の会話なんて聞く機会なんてないんで、興味津々でした。

ま、向こうもこういう組み合わせのオバサン同士の会話なんて、こんなとこでもない限り一生聞くことないだろうから、まあ・・・バーターですわね(笑)

(我々の会話、それは80%以上、酒がタダで嬉しい、バリアンは素晴らしいってことだけだった気がします。ステマっぽくて申し訳ないですが)

 

その後はカラオケです。

あり得ないことに、これもタダ。

そしてあり得ないことにお酒も飲めるの!

なんてことなのー。

2時間、歌いまくりましたよ(友人が)

 

歌い疲れてプロジェクション・マッピングルームへ。

スクリーンにバリ島らしき景色が映し出されているなかでリクライニングチェアに座れる、という単純な趣向。

子供だましっぽいですが、これもまた良かったです。

本当にバリの海辺でくつろいでいるみたい。

(行ったことないけど)

 

HPにそう書いてあったのを見た時はそんなばかな・・・と思ったのですが、いや、たしかになるなる!

酔眼にこれは、もうバリの浜辺ですよ。

それでいいですよ!

72%くらいバリ。

ほぼほぼバリ。

現実世界なんてどれも網膜からの信号でバーチャルと紙一重だし、所詮、記憶の残骸となって最終的に消えてしまうんですから、バリ島まで行って無駄な金使わなくていいんでは、と思ちゃったくらい。

本物は違うんだという考えもありますが、私はそんな金あったら、貧しい国の女性支援団体に寄付したいわ。

 

 

 

・・・嘘です!

 

でも、バリアンリゾートは企業としてインドネシアに小学校を寄付したりしているらしいので、ここに泊まれば微々たる額ですが社会貢献になるのではないでしょうか?

そういうところも、なんか素敵ですよね。

ラブホに泊まる罪悪感がずいぶん薄れる。

ラブホなんかヤクザが経営してて利益は全部闇の資金になるのだだろう、くらいの偏見がありましたが、まあ、たとえそうでも、インドネシアや被災地域にも寄付がいくならいいじゃないですか・・・。

案外ユニセフとかよりマシかもしれませんよ。

(詳しくはバリアンHPの当社の社会貢献ページへ!)

 

そうこうしているうちに、このリクライニングチェアで爆睡してしまいます。

起きると食堂がミニゲーセン風にに変貌していて、そこにはダーツやらエアホッケーやらが。

これがまたタチという生き物の無駄な射幸心をあおるのですわ・・・。

大熱中してここでも1時間以上過ごしてしまいました。

お隣の年齢差カップル(おそらくはパパ活)も熱中してて、的にあたるたびに抱き合ってちゅっちゅしてて、なんだかほほえましかったです。

普通おじさんと少女はダーツして人前でちゅっちゅしないから!

ここはある種の「なんでもゆるされる」世界というか。

本当に都会の楽園を作ったのだなあ、と思うと不思議に感動します。

 

結局このお宿を出たのは8時でした。

暇人すぎ?

居つきすぎ?

(すみません、酒の飲みすぎで腰が抜けて動けませんでした・・・。なんせ20時間くらい飲み放題)

友人はいたく気に入ったらしく、最高の誕生日だったと言っていましたね。

よかったー、心の友よ!

 

すごいです、バリアン。 

伊達に「親友を泣かす女子会」と謳ってないと思う。

細部に不服はないこともないのですが、経営陣はこんな素敵な施設をよくぞ作り上げたなあ、と本気で感心しました。

 

杏樹、ありがとう!

 (馴れ馴れしいし)

バリア~ン、トレビア~ン!  

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いいこと。

やれ貧乏だの、やれ大怪我しただの、ブログで不平タラタラ言っていた私ですが、よく考えればいいことも結構ありました。

 

まずは母が正常になったということですね。

以前にも書いたのですが、攻撃的な老人性鬱(アルツハイマーとか統合失調を疑うレベルの錯乱付)になり、去年の秋までその面倒を見るのが辛かったのです。

あまりに辛くて仕事もおろそかになり、そうこうするうち仕事でも大きな案件を失い、それも悔しくてすごく落ち込んでいたのですが。

 

その母が結構ケロっと治ってしまい、今や私が面倒を見てもらっているという。

(怪我して以来、怠け癖がついてしまった・・・)

いやーーーーー、これはもう本当にありがたいです。

もう、何も要らないってくらい、幸せ!

私も母もラッキーだと思う。

 

よく健康が一番!、とか言いますが、それすら実は高望みですよね。

怪我をしていても、病気であっても、寝たきりであっても、人間はとにかく正気でさえあればいい!くらいなところまでハードルが下がりました、もう。

そういうと精神病の人に大変失礼かもしれませんが・・・それほどに「狂った人」と一緒に居るのって辛かったです。

ええ、あの頃の母は「母の形をした怪物」に過ぎなかったので、視界に入るのも同じ空気吸うのも嫌でしたし、思い出すのもぞっとします。

 

私も息を引き取る瞬間まで、せめて正気を保っていたいものです。

そして精神的に健やかに年を取るためには、おそらく余り自分に対してストレスをかけず、幸福であり続けることが必要なような気がする。

なるべく寝て、なるべく怠けて、なるべく自分を甘やかして過ごしたほうが最終的には他人に迷惑かけずに済む、というか(笑)

 

私、このところ珍しく派遣の仕事で働いていて、外国人に囲まれていたのですが、みんなほんとのらくらしててマイペースだった。

朝なんか爽やかそのもの・・・だって奴ら、毎日大遅刻してますからね!(笑)

対して、日本人は、殺伐とした通勤ラッシュのところから、皆苛々していていかにもストレスフルな感じ。

キッチリしてるのはいいことだけど、自分が不幸になってまでキッチリする必要あるのかしら。

そのストレスで鬱になったり、統合失調になったり、自殺したりしたら、結局は自分だけじゃなくて周囲も不幸のどん底につきおとされるので、遅刻してもいいからのらくらしてたほうがマシなのではないか・・・と、ちょっと考えさせられてしまいました。

 

思えば母もクソ真面目でキッチリした人でしたね。

最後まで父の看病もひとりで頑張って、燃え尽きてしまったという。。。

そこまではいいんだけど、そのあとが最悪だったわけで。

最初からそこまで自分を追い込まなければいいのに、って思います。

 

母の手料理を久々に食べるたび、辛かった時代を思い出して、あー良かったなあ、とありがたみが身に染みます。

今日も感謝して眠りにつくことにします。

あとふたつの感謝は何にしようかな・・・。

おやすみなさいませ。

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お久しぶりです。

怪我したからと言ってパソコンから遠ざかっていたら、全然ブログを更新しなくなってしまった・・・。

ネタが溜まりまくりです。

ここまで空けてしまうと、結構色々な出来事が「現場」で起きていて、あれも書かなきゃ!これも書かなきゃ!と焦ってしまう。

 

リハビリ的に軽い話でも書きますね。

昨日久々にスシロー行ったんですよ、スシロー。

ジョブチューンのジャッジでも10点中9点合格だったスシロー!

茶わん蒸しが小さくなってたような気がしたけど、まあそれはおいといて。

 

注文したお寿司を待っている間、パートナーが突然「スシロー、スシロー、お寿司が回ってる~」と小さく念仏みたいのを唱えたのです。

私はなんだかわからなかったんだけど、「替え歌だよ。韻が同じじゃん、我ながら上手い」と本人は自画自賛してた。

おそるおそる何の歌か聞いてみると、アナ雪のテーマ曲、「let it go~ありのままで」だと言うのね・・・。 

私のパートナーはすごく音痴なの。。。

私は可哀想に思って、「そうだったのか。レリゴーとスシローね、上手♡」って褒めて、そのままお寿司食べてたの。

パートナーはなんの歌か気づかれもしなかったことに憮然として、歌うのをやめたんだけど、私の頭の中ではその替え歌がずっとぐるぐる回っていました。

 

で、会計になってパートナーに向かって1800円です、と告げられた時、私、ひとり1000円以下なことに感動して、思わず「少しも高くないわ♪」と即興で続きを歌ってしまった。

店員さんも、パートナーも周囲の人もポカーンて感じ。

こんな時に限って誤魔化しようがないほど、しっかりクリアに音程とれてて、・・・自分の美声を呪いました(笑)

 

あと、同じ日、初めて会った時の服装を説明しようとして、胸元についていたクロスステッチの数を正確に言ってしまった。

クロスステッチの数?!てかあの服クロスステッチなの?あの細かい刺繍をひとつひとつ全部数えてたの?」

ええ・・・数えてました・・・そしてその数を今でも覚えてます・・・。

 

うーん、どっちのエピソードも、私の敗因は細部に拘泥して、全体が見えていないこと、なんだろうな。

 

あまり周囲から変人だと思われないよう、気を付けようと思います。

 

久々なのに、こんなくだらない話でごめんなさい。

だけど、まあ・・・要は結構、精神的に持ち直しました。

怪我したものはしかたない、あきらめが肝心です。 

たまたま見ていた人生レシピ(再放送)に出ていた鈴木秀子さんという方流に言うなら、「聖なる諦め」です。 

そう、その「聖なる諦め」こそが、幸せになる秘訣らしい。

本当に成長し続けなければいけないの? シスターが教える、“あきらめ”を受け入れる生き方 | ダ・ヴィンチニュース

 

あと、寝る前にみっつ感謝するといいらしいです。

小さなことだけど、なるべく実践してみます。

ボロボロでも、満身創痍でも、とにかく幸せならそれでいいと思うので。

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怪我した私。

新年早々、大怪我をして苦しんでいます。

アナ雪を見て「次善策を頑張るしかない」とは分かっているんですが、悪い状況のなかで次善策を頑張ろうとしていたのに、さらに状況を自分で悪くしてしまうと、本当に心が折れそうになる。

 

怪我も、治る怪我なら全然いいんですよ。

回復を待っていればいい。

 

でも世の中には「治らない怪我」というものがあって、これが本当にツライ。

私は治らない怪我をしてしまいました。

痛みより、不便さより、なにより、その不可逆性が許せない。

毎日、人知れず泣いてます。

いや、本気で泣いてます。

 

私はダンスもするので、微妙な身体表現が、大事なのです。

怪我して治らない箇所は、もともと動かすのが苦手な個所なので、最も練習をしなくてはならない場所だったのです!

許せない、もう一生ギクシャクとしか動かせなくなったなんて!

あああ。

 

人間も年を取ると、老木の如くだんだんあちこちに傷がつき、枝も折れ、なかにはもう「戻らない」状態になることが多いのですよね。

交通事故で片足を失った人、乳がんで乳房を切除された方、などもそのような感じだと思います。

私にもそういう不可逆的な体の不調がいくつかあって、それだけでもかなり許し難いものだったんですが、もう一つ増えてしまった・・・。 

 

しかも、自分で嬉々としてそこそこ危険なスポーツをして、自分で勝手に転んだ、というのも許せない。

病気とか、不意の事故ならまだ、自分に非はなかった、と言い切れるのですが、わざわざ余計ことをして無様に転んだ、というのが・・・後悔の種です。

人は何故、リスクを負ってまでスポーツをしてしまうのか。

ああ、シューマッハよ、セナよ。(古い?)

 

もう何もかもイヤになったのですが、身動きが取れないので、せんべい布団(はい、貧乏なのでちゃんと煎餅布団に寝てますわ!)に仰臥して携帯をいじくっていると、インスタのフォロワー数が2000突破してました。。。

前回からたった15日で1000増えたから、加速しているのかもしれない。

 

それはちょっと嬉しいけど、現実の私はボロボロだというね・・・。

怪我して、鎮痛剤を限界まで飲んで、鎮痛剤で胃が荒れて吐いて、激痛で眠れず、ずっと泣いている現実の私が居る。

もはや満身創痍なんですが、キラキラの笑顔を過去picを投稿して、沢山イイねとか頂いているのです(笑)

 

なんか・・・倒錯した世界だなあ、と思います。

すごく慰められるというか、気が紛れるのは確かなんですが、「次善策を頑張る」って多分、こういうことでは・・・ないですよねえ(笑)

「誰がバーチャル世界に逃避しろ、なんて言ったよ?」ってアナに怒られそう。

 

パートナーは心配して毎日電話をくれるようになりました。

それがやっぱり慰めかしら。

いたいよー、いたいよー、死んじゃう、と私が毎晩子供のように訴えるので、流石に気の毒に思ったのか、「世界で一番好き」とか、「我々の愛は永遠である」とか大言壮語をかましてくれてます(笑)

付き合いたての頃はそんなの、ケガしなくても毎日言ってくれたのになあ、とスネつつも、私は微かに喜んでいます。

 

とりあえず、この絶望も、なんとか死なずにやり過ごそう。

少し動けるようになったら、こから何ができるか、考えよう。

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