アジト(住)
「住」に関しては、前述の通り、親の持ち家にタダで住み着いています。
築50年の一軒家です。
蛇出ます、ゲジゲジ出ます、ゴキブリ出ます。
日本社会に居ると、いい年して親に家賃くらい払えというプレッシャーはよく感じますが・・・うちの親が要らないというので、それに甘んじています。
修繕費等は出します。
ボロ屋って次から次へと、あちこちが駄目になるので、かなり修繕費がかかります。
この前の台風では案の定雨漏りがしたし、塀の一部も崩れたので、また直さなければならない・・・。
数十万単位でお金が出ていきます。
私は定期的にやってくる「住まいの病気・ケガ」が怖くて自由にお金が使えず、貯金していたようなものかもしれません。
家賃がタダでも、さほど安くつくわけではないのです。
ちなみに例の貯金7000万円のシングルマザー(仕事は外資系企業の営業)も、出戻りで、実家にタダで住み着いている状態です。
実家住みじゃなければこんなに貯まらなかった、と言ってましたね、やっぱり。
別に家にお金とか入れてないんじゃないかな、彼女も・・・。
下手したら食費も親持ちかも。
親のスネを齧るな、家に金いれるべき説は、勿論一理ありますし、立派な心掛けだと思います。
でも親も死期が近づくと、娘が困窮せずに生きてくれればそれでいいので、負担を軽くしてやりたい、あの世にはお金を持っていけないし、などと考えるタイプも結構居るわけです。
だいたい、親が使い残した資産に関しては相続税がかかってしまうので、子の資産のほうを減らさないのは、合理的でもあります。
ま、要はこういうことって当事者間の同意が全てでしょう。
私の仕事の性質上、労働と余暇も、はっきり分かれていません。
要は「よく働いた!さ~遊ぶぞ!」という気分にならないので、発散のためのお金も使いません。
だらだらと働き、だらだらと寝ています。
暇なときは持て余し気味の一軒家をせっせと掃除します(笑)
だから旅行もあまり行きませんね。
せいぜい伊豆とか、草津とかでしょうか。
沖縄とか北海道に行きたいけど、夢のまた夢。
ましてや海外旅行は無理です。
1000万円以上、貯金があるなら少しくらいは余暇にお金を使ってもいいんじゃ・・・、という話もあります。
でも、一緒に楽しむはずのパートナーが旅行嫌いだったり、もしくは私以上に生活苦に喘いでいたりする状態では、それも無理でしょう・・・。
私には相手の旅行代を出してあげる甲斐性もないし。
だいたい、人から融資を受けている状態だと、余暇を楽しむこと自体に罪悪感を感じるらしいですね。。。
私は借金をしたことがないので、分からない感覚ですが。
近場で泊まるにせよ、お宿はとにかく「一番安いとこ」。
料金を比較できるサイトでねちねち調べて、安いところを探します。
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料金は日々変動するので、キャンセルが可能な期間だったら、キャンセルして予約しなおす、ということもします。
それも勿体無いとなると、紀行番組とか見たり、見知らぬ国のガイドブックだけ図書館で読んで、なんとなく満足しています。
衣・食・住と見て来たわけですが・・・ね、支出、少ないわけでしょう?
節約してないといいつつ、ずいぶん節約していましたね(笑)
自覚なかったです。
何十年にもわたってこれが当たり前だと別に苦にもなりません。
しかもありきたりの事しかしてないんですよね・・・。
「食べない」とか「買わない」とか「セールで買う」とか。
もっと賢い人なら新しいサービスをどんどん試して、「攻めの節約」をしているんだと思います。
(私は守りばかり)
例えば外食なら、モニターとしてレストランの覆面調査ができるサイトに登録すると、実質タダ飯が食べられたりするとか。
私もテレビで紹介されていたのを見て、そんな「おいしい話」があるのか試してみたくて登録しました。
でも、近所のファストフード以外、外食の機会自体がなかなかないというね(泣)
こういうの、たくさん使える方がうらやましいです。
こうして支出を見ていくと、なんだか私は日本ではなく、ほぼバングラデシュ並みの物価の国に住んでいるような感じです。
多分、ですけど、バングラデシュで10万円も月収があったら、相当のお金持ちではないでしょうか?
貧乏に気付かないわけだ。
・・・うん、書いてて虚しいです(笑)
50代になるまでに、この生活から抜け出したい・・・。