オモヒデ。
たった今、またグルメ番組を見て悶絶しています。
よだれがとまらない(笑)
ああ、海外で食べ歩きとかしてみたい・・・。
日本でもいいんですが。
ただ、食は確かに人生の幸せの源なんですが、ファッションもまた然り、なんですよね。
この年になると空気を吸っても、水を飲んでも太る感じなので、油断できない。
昔のケイト・モスは「どんなに美味しいものを食べても痩せているという快感にはかなわない」と言っていたそうです。
今は、考えを変えたそうですが。
「高い服を買うより、痩せた肉体を手に入れたほうが、間違いなく洗練されて見える」
「3万円の服に身を包んで太っているより、300円の服着て痩せてるほうが高級に見える」
などとも言われます。
いや、女性はどんな体型でも素敵な個性なのですが、少なくとも私には痩せ型が似合う。
(小柄なほうではないので、太るととたんに威圧感と暑苦しさが・・・)
生活レベルも30年変わらないけど、163㎝47キロというのも、30年前と同じです。
だって、そうじゃないと、昔の服も着られなくなるので、不経済なんです!
要は服飾費のことを考えると、「テレビ見て食べた気になる」くらいがベストなのかもしれません。
・・・またこんなこと言って、現状を肯定しようとしてしまう私。
だって、それなりに幸せなんですもの。
雨露しのげる屋根があって、食べ物があって、着るものがあって、愛する人が居て。
それだけあれば何も要らないです。
お金なんて要らない。
(完)
・・・って、始まったばかりで終わってはなりませんね。
なんとかモチベーションをあげていかねば。
今までこの繰り返しで節制とやせ我慢以外、なんじゅうねんも何もしてこなかったわけですからね。
では脱線しますが、巴里の思ひ出。
当時の友人がパリの高級レストランのシェフでした。
ジョエル・ロブションとも面識があって、日本にも恵比寿にレストランがあるはず、と言ったら、「話をつけて安くしてやる(←そんなこと可能なの!?)」とか言ってくれたことも。
勿論、未だに行ったことないですが。
彼の給料は13万円くらいで(奇しくも今の私と同じ)、住んでいる部屋は4畳半ほどの屋根裏部屋でした。
ええ、本当に6平方メートルくらいでしたよ。
いや、もっと小さかったかも。
建物自体はモンマルトルにあって、凄くゴージャスなんですがね。
言っちゃ悪いけど、ほんとに酷い部屋だった(笑)
パリはなまじ建物が優美を極めているだけに、その内部にあんなお粗末な部屋があること自体、当時の私は知りませんでした。
家賃は300ユーロ(高い!)
トイレは共同。
しかもおフランスなのにトイレが和式なの!!!
びっくりしましたね。
なんでも大昔のフランスも和式だったらしい。
シャワーもないし、日本みたいに銭湯もないから、キッチンの蛇口にシャワーヘッドつないで頭はそこで洗う、身体は濡れタオルで拭いておしまい、だった。
男一人ならともかく、それで彼女と同棲してるの。。。
フランスの「貧乏さん」も結構壮絶です。
ツライ、ツライ、って言いながら、マリファナで気を紛らわして頑張ってました。
あ、彼ね、店のトリュフを「香りだけ」泥棒してた(笑)
トリュフがお店に入荷すると、こっそり持って帰ってきて、自宅の米びつのなかにぶち込んで、じぶんちの米に香りを移す。
そして何食わぬ顔でトリュフだけはお店に返すの。
セコイけど、すごいアイデアですよね!?
美味しかったなあ・・・あのトリュフなしのトリュフリゾット・・・。
あれ以来、私もトリュフに目がないんだけど、とんとご無沙汰。
神田うの様がゴリゴリ削ってお客に振舞っているご様子とかテレビで見かけると、羨ましくて悶絶します(笑)
今度600ユーロ(広さも倍になるらしい)の所に引っ越すから!ってところで彼とは音信不通になってしまった。
大昔だからSNSないし、メールは変わっちゃったし。
今や彼の名前も忘れてしまったことに気付いて、私は衝撃を受けてます・・・。
(彼女の名前はセリア←覚えやすかった)
40代の彼、今どうしているのかな。
昇進して、貧乏生活を抜け出しているといいな・・・。