舐めたらいかん
友人のおススメで虎ノ門病院に行ってきました。
この病院、リニューアルしていたんですね。
物凄く綺麗で、まるでデパートみたいでした。
向かったのは婦人科です。
ええ・・・あの内診台に乗りに・・・。
いくつになってもイヤなもんですね。
同性の医者に器具を突っ込まれたり、美人の看護士さんに局部を拭かれたり・・・よく考えると医療行為って過激。
そして何故か愛と言う名のもとに「我々がすること」に似ている。
検査の結果、筋腫が見つかりました。
30代以降の女性の2-30%にはあるというので、別に珍しいものではないですが。
ビアンカップルさんのブログで「大変!妊娠5カ月でした!」などというタイトルの記事が突然あがったら、もう絶対コレですね(笑)
とにかく私的には自分のお腹がぽっこりするのが許せません。
中年女性の下腹のラインてよく揶揄されますが、結構、筋腫持ちの人も多いと思います。
浜崎あゆみ様はその可能性はないのかなあ、と他人事ながら案じております。
経過観察を勧められることも多く、「ダイエットしてひっこめろ」とかの問題ではないのです。
「芸能人のくせにたるんでる!」などと体型を叩いちゃ可哀想。
私自身は「速攻とってください!」と嘆願しました。
どうせ閉経間近だからか、先生的には消極的だったのですが・・・。
次回また検査に行って決定することになりました。
そこで検査の際の注意を受けたのですが、「性交は避けてください」ですって。
むむ。
これって異性愛者前提ですな?
同性愛者が人口の10%だとすると、この台詞を聞いて違和感を覚える人も5%くらい居るはず・・・。
だいたい、問診票にも性交経験を書かされますが、それって・・・男女間のものですよね?
いや、敢えて突っ込む勇気はありませんでしたが。
ここで「あてぇはおまんらの想像と違うことしとんじゃあ、舐めたら・・・舐めたらいかんぜよ!」とスゴんでみたらどうなるのかしら、とちょっと考えてしまいました。
あ、若い世代は知らないかもしれませんが、これは「鬼龍院花子の生涯」という映画の有名なセリフです。
特に下ネタじゃないです。
(どうでもいいですが、私、若い頃は夏目雅子様に似ていると言われたもんでした・・・)
お会計、9960円・・・。(うち、初診時選定療養費5000円)
痛い出費でした。
手術となったら、もっとお金が要るんだろうな・・・。
万が一、良性筋腫じゃなくて癌だったらさらにお金が飛んでゆく~。
不安しかありません。
足りるかな?
いや、足りるでしょう!
足りてくれ・・・。
いや、もう足りなきゃ、無駄な延命はせず、死ぬからいいです!
気分は自決・・・。
帰り路、雨で寒くて、お一人様ギライな私にしては珍しく、ラーメンでも食べたかったのですが、我慢!
昔は虎ノ門病院といえば、帰りに播磨屋のおかきカフェに寄ったものでしたが、今はおかきを買わないとフリーじゃないので、我慢!
(全てが無料の謎のカフェだったんです!)
https://matome.naver.jp/odai/2134978265338333601
水筒忘れたから、駅の水飲み場で水飲みたかったけど、もう撤廃されているから我慢!
https://trafficnews.jp/post/76376/
武士は食わねど高楊枝・・・の独り言も震える氷雨の午後でした。
そして突然気づきました。
何故にあの医療行為は「我々がすること」と似ているのか、に。
基本的に愛に基づくからではないでしょうかね。
人類愛と性愛の違いはあれど。
そう思うと少し屈辱感が薄まる気がしました。