熟女の自意識
美魔女さんたちの美を愛でるのが好きだと申しました。
しかし、非常に気になっていたことがあるのです。
それは・・・
何故、美魔女は脱ぐのか!?ということです。
美STとか美魔女コンテストとかでもビキニ審査などがあり、それだけでも軽く違和感だったのですが、インスタを見る限り・・・
美魔女って割と自ら脱ぐ!(笑)
勿論、全裸にはなりませんが(というか多分インスタの規定上なれませんが)、胸の谷間を見せつけたり、ギリギリまでおみ脚を晒したり、パンチラっぽくしゃがんでみたり、なんとも挑発的なのです。
もっとすごい方は、あられもない下着姿を自ら晒しています。
ええ、50代、60代の素人が・・・。
そして溢れかえる、男性からの絶賛コメント・・・。
正直、私は気圧されてしまいます。
高齢になればなるほどあまり脱いで欲しくはないというか、そういうものを見たくはない。
私の感性は「BBAは脱ぐな!醜くてキモイから」と暴言を吐くようなロリコン気味の世の男性陣と大差ないのでしょうか?
トレビア~ンで大人なフランス人と違い、女体のデフォルマシオンを受け入れられない幼稚な美意識の持主なのでしょうか?
ロリコンというか・・・私は死の恐怖に怯えているのだと思います。
衰えた身体に潜む死の影が怖い。
当然、高齢の男性も苦手です。
いや、存在することはいいけど、別に脱いで欲しくない。
その点、往年のちょい悪雑誌「LEON」なんか、美魔女コンテスト主催の「STORY」より、路線的にまだマシな気がします。
(私は図書館で色々な雑誌を閲覧するのが趣味なので、男性誌にも手広く目を通しています)
だって、おじさんは脱がないでいてくれるから(笑)
脱がせる側だから。
そちらは「死」ではなく、「生」を感じさせる「性」であるからにして、まだ容認できるらしい。
70代のオヤジが20代の小娘を連れまわして、やけにイキイキしているのもいかがなものかと思いますけどね(笑)
この辺の性差の事情を同性愛者のタチネコに置き換えると、ちょっと怖いですね。
70歳のタチはアリだけど、ネコは・・・?
うちの母も後期高齢者だけど、同性愛者ならタチネコどっち?!
(なんつー設問)
うーん、これ以上追及しないでおこうか(笑)
でも、最近、中年世代のセックスレス問題をよく見かけるようになってきたし、いずれは高齢同性愛者の性問題が噴出してくるはず・・・。
こ、怖いですね(逃げ腰)
いや、こう考えると、恐れているのは「死」ではなく、「病」かもしれません。
病と言っても、自意識の病。
美魔女のエロのなかに、私はなにか病的なものを感じてしまうようで。
おっさんの下心を健全だと容認するほどに、美魔女のエロの不健全性を畏れている。
その正体をつかめぬままに。
私のお気に入りの美人さんも、全ての写真をよくよく見ると、結構際どいものが混じっています。
その方は自称「一介の主婦」にして、当代のどんな大女優よりもお綺麗なのですが、何故そんな大胆なことをするのか・・・?
吉永小百合様や岩下志麻様のような往年の大女優とかだったら、「そういう役」でもない限り、プライベートでここまではやらないだろうな、というラインです。
私的には一線を超えている。
「堅気の主婦」がここまでやるものなのか・・・大いに混乱してしまいます。
これは一体・・・なんの意味があるのでしょう?
美魔女という存在が象徴するのは「不老」であるとともに「不労」でしょう。
以前、美魔女って金持ちばかり、と書きましたが、彼女たちの巻き髪や巧緻なネイルや手入れの行き届いた肌は、暇があって、かつ経済的に豊かでないと手に入れることはできない。
美魔女が自らの写真を公開するのは、「まだ老け込んでない」ことを誇示すると同時に、「(夫だかパパだか遺産だか家賃収入だか株だかFXだか権利収入だかしらないけど)謎の不労所得があること」を匂わせている気がします。
ま、働いていても「なんとかかんとかアドバイザー」とか。
一体それは何?どうしてそんなに儲かるの?って思うようなお仕事。
通常の労働の匂いがしない。
ここら辺からして、フェミニズムの文脈を受け継ぐレズビアンと美魔女は相反する存在なわけですね・・・。
どんな分野であれお仕事の成功、いや最低でも自立が讃えられがちなこの業界で、美魔女を目指す人なんてそうそう居ないはず。
いや、「既婚ビアン」の奮闘に期待するしかないか(笑)
あとはむしろMTF(分かりやすく言えばオカマ♡)の皆様?
高齢の方の女装ブログなども多いし、案外通じるものはあると思います。
そして「不老」と「不労」要素に加え、さらに「エロス」という要素をぶっ込む美女・・・。
単なるナルシシズムなのか、性的魅力の誇示なのか。
(どうやらこのお遊びは男性が絶賛コメントを送るところまでで完結するようです。しかもコメントはよくてもDMは駄目とか、わけわからない・・・)
何を求めているの?
私はたじろぐ。
何故か、ひたすら、たじろいでしまいます。
若い女性がしたなら軽いコケットリー(媚態)で済むものを、同じことを美魔女がすると、「ただごとじゃない感」が醸し出され・・・。
・・・ ちょっと考察が散漫になってしまいましたが、ここらで本題に入りますと、要はラブホではいわゆるそういう作品を見られるチャンネルがあって、私は今回、「熟女もの」を見てみましたよ、という話です。
パートナーからは大ヒンシュクを買いましたけどね!
ふたりでベッドに正座して、シャコシャコ歯を磨きながら見ました。
美魔女たちが中途半端に「エロ」をも武器にするものだから、私はその「核心」を覗きたくなってしまいまして。
ええい、まどろっこしい、そんなにチラ見せしたいなら、いっそ全部脱いでごらんなせえ!というわけです。
タイトルはえーっと「暇を持て余した五十路マダムが集う秘密の〇〇〇〇鑑賞会」、とかいいましたかね。。。
いかにも美魔女が出てそう、でしょ?
感想は・・・普通だったです。
かつてはもっと拒否感があったのに、好意的に見ていられる自分が怖い・・・。
要は、自分も五十路直前だから、近いものがあるんでしょう。
と、いうことは・・・
今は80代の性行為など想像できませんが、そのうち自分の年齢が近づけば慣れてしまうもなのかもしれません。
というか・・・たった今気づいたのですが、パートナーが私を美しいと褒めたのは、五十路マダムたちのおかげなのでは?!
比較の問題、というか(笑)
うーん、これは・・・結構使える技かもしれません。。。
今度は「還暦おばあちゃんをナンパ」シリーズにでも手を出してみようと思います!