怪我した私。
新年早々、大怪我をして苦しんでいます。
アナ雪を見て「次善策を頑張るしかない」とは分かっているんですが、悪い状況のなかで次善策を頑張ろうとしていたのに、さらに状況を自分で悪くしてしまうと、本当に心が折れそうになる。
怪我も、治る怪我なら全然いいんですよ。
回復を待っていればいい。
でも世の中には「治らない怪我」というものがあって、これが本当にツライ。
私は治らない怪我をしてしまいました。
痛みより、不便さより、なにより、その不可逆性が許せない。
毎日、人知れず泣いてます。
いや、本気で泣いてます。
私はダンスもするので、微妙な身体表現が、大事なのです。
怪我して治らない箇所は、もともと動かすのが苦手な個所なので、最も練習をしなくてはならない場所だったのです!
許せない、もう一生ギクシャクとしか動かせなくなったなんて!
あああ。
人間も年を取ると、老木の如くだんだんあちこちに傷がつき、枝も折れ、なかにはもう「戻らない」状態になることが多いのですよね。
交通事故で片足を失った人、乳がんで乳房を切除された方、などもそのような感じだと思います。
私にもそういう不可逆的な体の不調がいくつかあって、それだけでもかなり許し難いものだったんですが、もう一つ増えてしまった・・・。
しかも、自分で嬉々としてそこそこ危険なスポーツをして、自分で勝手に転んだ、というのも許せない。
病気とか、不意の事故ならまだ、自分に非はなかった、と言い切れるのですが、わざわざ余計ことをして無様に転んだ、というのが・・・後悔の種です。
人は何故、リスクを負ってまでスポーツをしてしまうのか。
ああ、シューマッハよ、セナよ。(古い?)
もう何もかもイヤになったのですが、身動きが取れないので、せんべい布団(はい、貧乏なのでちゃんと煎餅布団に寝てますわ!)に仰臥して携帯をいじくっていると、インスタのフォロワー数が2000突破してました。。。
前回からたった15日で1000増えたから、加速しているのかもしれない。
それはちょっと嬉しいけど、現実の私はボロボロだというね・・・。
怪我して、鎮痛剤を限界まで飲んで、鎮痛剤で胃が荒れて吐いて、激痛で眠れず、ずっと泣いている現実の私が居る。
もはや満身創痍なんですが、キラキラの笑顔を過去picを投稿して、沢山イイねとか頂いているのです(笑)
なんか・・・倒錯した世界だなあ、と思います。
すごく慰められるというか、気が紛れるのは確かなんですが、「次善策を頑張る」って多分、こういうことでは・・・ないですよねえ(笑)
「誰がバーチャル世界に逃避しろ、なんて言ったよ?」ってアナに怒られそう。
パートナーは心配して毎日電話をくれるようになりました。
それがやっぱり慰めかしら。
いたいよー、いたいよー、死んじゃう、と私が毎晩子供のように訴えるので、流石に気の毒に思ったのか、「世界で一番好き」とか、「我々の愛は永遠である」とか大言壮語をかましてくれてます(笑)
付き合いたての頃はそんなの、ケガしなくても毎日言ってくれたのになあ、とスネつつも、私は微かに喜んでいます。
とりあえず、この絶望も、なんとか死なずにやり過ごそう。
少し動けるようになったら、こから何ができるか、考えよう。