トレ・ビアンdays

40代・アラフィフ女の貧乏脱出計画

怪我した私。

新年早々、大怪我をして苦しんでいます。

アナ雪を見て「次善策を頑張るしかない」とは分かっているんですが、悪い状況のなかで次善策を頑張ろうとしていたのに、さらに状況を自分で悪くしてしまうと、本当に心が折れそうになる。

 

怪我も、治る怪我なら全然いいんですよ。

回復を待っていればいい。

 

でも世の中には「治らない怪我」というものがあって、これが本当にツライ。

私は治らない怪我をしてしまいました。

痛みより、不便さより、なにより、その不可逆性が許せない。

毎日、人知れず泣いてます。

いや、本気で泣いてます。

 

私はダンスもするので、微妙な身体表現が、大事なのです。

怪我して治らない箇所は、もともと動かすのが苦手な個所なので、最も練習をしなくてはならない場所だったのです!

許せない、もう一生ギクシャクとしか動かせなくなったなんて!

あああ。

 

人間も年を取ると、老木の如くだんだんあちこちに傷がつき、枝も折れ、なかにはもう「戻らない」状態になることが多いのですよね。

交通事故で片足を失った人、乳がんで乳房を切除された方、などもそのような感じだと思います。

私にもそういう不可逆的な体の不調がいくつかあって、それだけでもかなり許し難いものだったんですが、もう一つ増えてしまった・・・。 

 

しかも、自分で嬉々としてそこそこ危険なスポーツをして、自分で勝手に転んだ、というのも許せない。

病気とか、不意の事故ならまだ、自分に非はなかった、と言い切れるのですが、わざわざ余計ことをして無様に転んだ、というのが・・・後悔の種です。

人は何故、リスクを負ってまでスポーツをしてしまうのか。

ああ、シューマッハよ、セナよ。(古い?)

 

もう何もかもイヤになったのですが、身動きが取れないので、せんべい布団(はい、貧乏なのでちゃんと煎餅布団に寝てますわ!)に仰臥して携帯をいじくっていると、インスタのフォロワー数が2000突破してました。。。

前回からたった15日で1000増えたから、加速しているのかもしれない。

 

それはちょっと嬉しいけど、現実の私はボロボロだというね・・・。

怪我して、鎮痛剤を限界まで飲んで、鎮痛剤で胃が荒れて吐いて、激痛で眠れず、ずっと泣いている現実の私が居る。

もはや満身創痍なんですが、キラキラの笑顔を過去picを投稿して、沢山イイねとか頂いているのです(笑)

 

なんか・・・倒錯した世界だなあ、と思います。

すごく慰められるというか、気が紛れるのは確かなんですが、「次善策を頑張る」って多分、こういうことでは・・・ないですよねえ(笑)

「誰がバーチャル世界に逃避しろ、なんて言ったよ?」ってアナに怒られそう。

 

パートナーは心配して毎日電話をくれるようになりました。

それがやっぱり慰めかしら。

いたいよー、いたいよー、死んじゃう、と私が毎晩子供のように訴えるので、流石に気の毒に思ったのか、「世界で一番好き」とか、「我々の愛は永遠である」とか大言壮語をかましてくれてます(笑)

付き合いたての頃はそんなの、ケガしなくても毎日言ってくれたのになあ、とスネつつも、私は微かに喜んでいます。

 

とりあえず、この絶望も、なんとか死なずにやり過ごそう。

少し動けるようになったら、こから何ができるか、考えよう。

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